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有朋自遠方来、不亦楽乎
こんにちは。山口市役所そばで司法書士事務所を開業しております山本崇です。今回のブログタイトルは少々堅苦しいものです。
「有朋自遠方来、不亦楽乎」これは「朋(とも)有(あ)り遠方(えんぽう)より来(き)たる、亦(ま)た楽(たの)しからずや。」と読むわけですが、中国の思想家孔子の言行をまとめた『論語』のなかの言葉です。この文章の解釈の仕方はいくつかあるようですが、私自身は「同じ学問を学ぶ(あるいは、同じ志を持った)仲間が、遠くから私を訪ねてきた。なんとうれしいことであろうか」と解釈しております。今週この言葉をふと思い出すことがあったので、ブログタイトルとしてみました。
私は以前この言葉を言われたことがあります。20年くらい前でしょうか。大阪大学大学院でフランス文学の研究をしていたときに、教授を交えて研究室の人たちと居酒屋で飲むことがあり、その際に教授から言われました。私は学部を熊本大学で卒業しましたので、その教授からすれば、同じフランス文学を学ぶ私がはるばる熊本からやってきたというのは、とてもうれしいことだとして、そう表現したようです。時は流れて約20年後、今週の月曜日に大学の後輩が私の事務所を訪ねてきました。とはいえ、それまでまったく面識はなかったのですが。なにしろ、その後輩が大学を卒業したのは今年の3月、私が卒業したのは1995年3月ですから。どういう経緯あるいは意図で私のところに来たかは、今回は置いておくにして、その訪問を受けて「有朋自遠方来、不亦楽乎」という孔子の言葉を思い出したのです。熊本の街や大学の話題で少しばかり盛り上がりました。その日の夜に、ふと「巻頭言」と「五校寮歌」を思い出してネットで探してみると、youtubeにありました。これらがどういうものかは興味があれば調べていただくとして、私が学生の頃は、部活の試合や飲み会の後など、部の仲間が集まるたびにみんなで円陣を組んで「巻頭言」を唱和し、そのあと「五校寮歌」を歌っていました。部の仲間が結婚した時も、披露宴後の2次会でみんなで歌いましたし、私が結婚した時もそうでした。ついでに言うと、円陣の中心にはその時の主将が入り、「巻頭言」を言い終わるか終わらないかのうちに、みんなで主将に蹴りを飛ばすというおかしな風習もありました。もちろん、やさしく蹴るのですが。結婚式でやるときは円陣の中心に入るのは新郎となります。ついでですから、youtubeの「五校寮歌」の動画のリンクを張っておきます。非常に古めかしい言葉と歌です。