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事務所の防災対策
こんにちは。さくらばたけ事務所の山本崇です。
昨年末に大阪で放火事件があり多くの方が犠牲になりました。そのニュースを見て、うちの事務所も何らかの防犯対策をとった方がいいだろうなと感じ、さっそくいろいろ考えました。それまで事務所入り口のドアは事務所に人がいるときは常に開錠されていて誰でも自由に出入りできる状態でした。事務所で働いている人間が私一人ならそれでもいいのですが、今は私の他に事務員2名が働いてくれていて、彼女らの安全を確保する必要がありますので常時施錠し、お客様や郵便配達などの方が来られたら、その都度解錠するというように変更しました。その他変更したところがいくつかありますが、セキュリティ上の問題がありますので、ここには書き込めませんが。
それと同時に事務所の防災対策も考えました。当事務所では割と本がたくさん置いてあって、それらの本を収納するための本棚があります。高さが私の背丈より少し高いくらいの本棚で一番上の棚まで本がぎっしり詰まっています。本棚の向かいには事務員の机と椅子があり、万一、大地震が起こって本棚が倒れでもしたら事務員を直撃します。鉄筋コンクリート造りの建物に入っているオフィスなので、天井や壁に穴を開けて転倒防止の器具を取り付けるのも難しい状態です。それで年末にいろいろと考えたのですが、本の中には仕事で必要な法律などの専門書もたくさんありますが、私が大学や大学院で使っていたフランス文学の書籍、フランス語の専門書、私の個人的な趣味で読み漁っている小説や哲学に関する単行本などもかなりの数あります。ですので、仕事で使う可能性のある書籍以外の私の私物の本は思い切って捨てることにしました。今後も繰り返し読みたい本や時間がなくてまだ読めていない本だけは手元に置いておくことにして、すべての本棚には腰の高さまでしか本を置かないようにしました。これであれば本棚の重心がかなり低くなるため本棚も転倒しにくくなります。もっともそれでも転倒してしまう可能性はあるので、今年中にはすべての本棚を腰の高さ程度のものに入れ替える予定です。これであればもし本棚が転倒しても事務員が深刻な怪我を負うことはありません。
これで事務員も今までよりもかなり安心して働けるのではないでしょうか。ただ、本棚の整理にはもう少し時間がかかりそうなので、事務所の中が少々お見苦しい感じになっていますがご理解ください。なお、非常食や備蓄用の飲料水は以前から用意しているのでかなり防犯意識・防災意識の高い事務所であることは間違いないと思います。