不動産登記ってなに❓
基礎知識から不動産登記の目的、費用まですべて紹介!
そもそも不動産登記とは何でしょう?「登記」とは権利関係などを、公に明らかにするために設けられた制度です。
例えば商業登記や、法人登記などさまざまな種類があります。「不動産登記」もその一つで、手に入れた土地や建物が
誰のものなのか、はっきりさせるために行われています。
土地や建物などの不動産がどこにどのような状態で存在しているのかなどの「物理的現況」と、その不動産をだれが所有しているかなどと
いった「権利関係」について、法務局に保管されている不動産登記簿(登記ファイル)に登記する手続きです。
登記手続きは本人が行いますが、「権利に関する登記」に関しては「司法書士」がお客様からの依頼を受け、業務を行うことができます!
不動産登記の種類と必要な場面
表題登記(所有権保存)
新しく建物についての登記記録の表題部を作成する登記です。
通常は、建物の新築時におこないます。新しく作成した登記簿の甲区に最初の所有者として名前を登記するのが、所有権保存登記です。
所有権移転登記
売買や相続、譲渡などによって不動産の所有者が変わった際におこなうのが所有権移転登記です。
抵当権設定登記
住宅ローンを組んで土地やマンションなどの不動産を購入した場合などに、借入先の金融機関などが、万が一貸したお金を回収できなかった場合に不動産を売って回収することができる権利が抵当権です。この抵当権を設定して権利を明らかにする登記が抵当権設定登記です。
そのほかの登記
その他にも、土地を複数に分ける「土地分筆登記」や抵当権を抹消する際の「抵当権抹消登記」などがあります。