相続登記の依頼をどうやって受任するか

こんにちは。山口市の司法書士さくらばたけ事務所の司法書士山本崇です。

最近、頻繁に宇部市に仕事で出かけていますが、ふと考えてみると最近ぜんぜん相続登記の依頼を受けていません。う~ん、こまったことです。相続登記の依頼がないからといって困るわけではないのですが、相続登記については、その後相続した土地や建物を処分したいといったように、次の依頼につながる可能性がありますので、ある程度定期的にご依頼をいただきたいというのが本音なのですよね。

ただ、実際のところ相続のご依頼をいただくのは結構大変です。というのが、相続税がかかるくらい遺産が多ければ、税理士さんを通して紹介していただくこともできるのですが、多くの人は相続税の課税対象になりません。ですので、相続が発生して、役所等への諸々の届けなどが終わりひと段落したあたりで、じゃあ、相続の登記を司法書士に依頼しようかとなるのですが、ふつうの人は司法書士に知り合いなどいませんから、ネットや電話帳や知り合いからの紹介で司法書士さんに依頼することになります。ネットであれば、私もこうして事務所のホームページを立ち上げておりますので、見つけてもらえる可能性もあるのですが、まだまだ検索順位が下の方なので、なかなか私のところまで探し当ててくださる方はいないようです。また、相続があるような方は、その方自身ある程度の年齢になられているので、ネットを使って司法書士を探すということ自体思いつかなかったりします。電話帳で調べる方であれば、私もそこそこご依頼をいただいてもよさそうなものですが、今のところ電話帳から探してきましたといった方はいらっしゃいませんね。知り合いからの紹介というのは私ではどうしようもないですが、できるだけ多くの人にお会いして顔を広めておくくらいしかありません。

以前は、地域情報誌に事務所の広告を載せていたので、広告が載った日やその後数日くらいは問合せの連絡をいただくこともあったのですが、広告料も決して安くはないですし、費用対効果で考えるとそれほどのメリットは感じませんね。ですので、今は地域情報誌への広告掲載はやっていません。また、1年以上掲載し続けていたので、そこそこ事務所名は知られてはいるでしょうから、まあ当初の目的は達したかなあとも思いますし。

なにか、広告以外で安定的に相続登記のご依頼をいただく方法はないものかと思案に暮れています。

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