山口県司法書士会山口支部総会

こんにちは。山口市役所そばで司法書士をしております山本崇です。

私は昨年5月から山口県司法書士会山口支部の支部長を務めています。前任の支部長から、新支部長就任の依頼を受けたときは、自分のような人間にはとても無理だからと言って断ったのですが、どうしてもと懇願されまして正直いやいや引き受けたという背景があります。幸い昨年5月あたりはまだまだイベントや行事の開催が自粛される状況でありましたし、それは今年の春先まで続いていましたから、山口支部及び支部長としての活動はほとんどすることもなく、ある意味「ラッキー」だったなと思っていました。ただ、今年の3月末あたりからでしょうか、世の中が可能な限りいろいろなことを通常通りに戻そうという流れになってきましたので、例年5月に行われる山口支部の支部総会についての対応に追われることになりました。今年の3月ごろに県の司法書士会から山口支部の総会を実施するか否かについての問い合わせがあり、今年は支部役員の改選の年には当たらないし、この1年まともな活動ができなかったので、総会をやらなくてもいいのならそのほうがいいと思って、実施しないと回答していたのですが、その後、山口支部の規約を確認すると、決算と予算は支部の総会での承認を経なければならないと書いてあることに気づきました。総会を実施しないとなると予算が承認できない。予算が承認できなければ今年度の活動が一切できないことになるので、4月の終わりごろから慌てて支部総会の準備を副支部長と一緒に行うことになりました。上にも書いたように支部総会は例年5月に実施されます。また、山口支部以外の県内他支部はみな、今年の支部総会を5月に実施するとなってましたので、私も当初は5月中の実施を目指していたのですが、前年度の決算報告、今年度の予算の作成など支部総会の資料を作るのに時間がかかり、5月中の実施はスケジュール的に難しいことが分かりました。ただ、支部の規約には総会の実施時期については規定がなかったため、5月中の開催をあえて見送り6月開催として山口支部の支部会員に案内しました。

出欠を確認するはがきを支部総会の資料と一緒に同封していたのですが、返送されてきたはがきにはほとんどの方が、欠席と回答していて、結局実際に総会に出席する方は私たち支部の役員を含めて7名のみでした。支部の会員数が58名ですから、1割強です。欠席と回答した会員はほとんどの場合、代理人による議決権行使をするための委任状に記名、押印をしていたので、委任状による出席を含めると結局53名が出席となり、これで総会もなんとか無事に開催できるなと安堵しました。

ただ、実際に総会を開催してみると何しろ役員3名のほかに一般会員が4名しかいませんでしたから、いつものような総会のピリピリ感は一切なく、とても和気あいあいと話し合いが進み、結局30分もかからずすべての議案が承認され閉会となりました。その中で、今年は可能な限り支部の事業を実施していくことが確認されました。ですから、去年は一切実施されなかった支部の研修会や法の日の無料法律相談会についても、実施形態は今まで通りとはいかないかもしれませんが、何らかの形で実施していくつもりです。

支部長の任期もあと1年足らず。何とかが頑張って次の役員の方に引き継ぎたいと思っています。

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