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久しぶりの東京
こんにちは。山口市役所近くで司法書士をしております山本崇です。
今回は、先月末に東京に行ってきたときのことを書きたいと思います。
東京に行ったといっても、純粋に遊びに行ったわけではなく、かといって完全に仕事のみのために行ったわけでもありません。仕事と遊びと半々くらいでした。
東京に行くことにしたのは、今年の5月。自分の予定を確認して7月29日と30日なら大丈夫だったので、東京で会う予定にしていた司法書士仲間に伝えたところ、彼も都合がいいとのことでしたのでその日に決めて早速飛行機のチケットを取りました。まあ、最近はチケットを取るというより、スマホのアプリでポチッとするだけなのですが。ちなみに後から知ったのですが、この東京に行く日は数年ぶりに開催される隅田川花火大会の日でした。
10時過ぎに山口宇部空港発の飛行機で羽田に向かい、東京についたのは12時ごろ。そこから友人との待ち合わせ場所である浅草寺近くの雷門へ向かうのですが、東京の地理や乗り物に関してはまったく不慣れなので、その路線に乗って、どこで乗り換えていけばいいのか分からなくて、乗換駅で降りるたびに路線図とにらめっこ。それから目的の路線を見つけて、券売機で切符を買います。もちろん、現金で。仕事で行っているので、領収書も発行してもらって、これを電車に乗るたびに繰り返すため非常に面倒。さらに無事に切符を買っても改札からホームに行くまでが非常に遠い!乗換駅で別のホームに行くのもとんでもなく長い距離を歩かされます。しかも、あの暑い中を。よく東京の人はこんなのに耐えられるなあと感心するばかりです。とりあえず、次に東京に行くときはPASMOか何かの交通系カードを手に入れようと強く思いました。
なんとか、雷門に到着したのですがなんと人の多いことか!しかも、外国人の割合がかなり高い!日本人が海外に行くのも、海外の人が日本に入国するのも以前とまったく同じくらいに制限が緩和されているからでしょうか。雷門近くでようやく友人の司法書士に会うことができました。彼とは、元々私が司法書士受験生であった頃にSNSでお互いに切磋琢磨して合格したという仲であり、私がまだ試験に合格してないときのある日、いきなり彼から電話がかかってきて、「今日、飲みに行かない?」と言われて大変面くらってしまった記憶があります。何しろ、彼は今でこそ東京の弁護士法人で司法書士として働いていますが、当時は京都市内の不動産屋さんで不動産の営業をしたいました。どうやって飲みに行くんだ?と思ったら、仕事で広島に来たからついでに山口まで足を延ばしたということらしいです。それで当時、湯田の飲み屋で2人で飲んで、そのあと私の自宅アパートに泊まることになりました。ちなみに、新山口駅から湯田駅までは特急スーパーおきに乗ってきたそう。地元の人でそんなことする人はなかなかいないので少々驚きました。そうした昔からの経緯もあって今でもちょくちょくLINEなんかでやり取りしていますし、たまにお互いに行ったり来たりして会うこともあります。ちょっとニュアンスは違いますが、同じ釜の飯を食った仲間という感じですね。
雷門近くで彼と会って、まずは腹ごしらえ。すぐ近くに「藪蕎麦」という人気店があるというので行くことにしましたが、結構な行列ができていました。なんでこんなに人が多いのか?やはり東京だから?と思ったのですが、彼が言うには、やはり今日、隅田川の花火大会があるからだろうとのこと。ふだんはここまで多くないらしいです。東京の人が蕎麦好きというのはよく聞きますが、こんなに人気とは、いくら花火大会の影響とはいえ、驚きですね。逆に関西の人は蕎麦はあまり食べずにうどんを食べますね。ここ、山口でも蕎麦専門店よりもうどん専門店の方が多いです。私もお昼ごはんなんかを簡単に済ませようとするときにうどん屋に行くことは少なくありません。
とりあえず、その藪蕎麦で2人とも2枚のざる蕎麦を食べました。休みの日ですし、車を運転することもないので瓶ビールも2人で1本空けました。その後、宿泊予定のホテルに荷物を預け、浅草方面へ再度行き、彼のおすすめの居酒屋で飲み食いしながら、今後の司法書士としての戦略会議スタート。私が今後どのように事業展開するかについては企業秘密もあるため、今のところ公にはできませんが、東京の弁護士法人に勤務している彼は、このまま弁護士法人に居続けるか、それとも独立するか、別の事務所に移るか悩んているようです。いずれは故郷の滋賀か大学卒業以来20年以上住んでいた京都に戻りたい気持ちもあるようです。
結局お互いに明確な結論は出ないままに、居酒屋を出ました。何しろそのお店は1グループ2時間しかお店にいることができないそうなので。
その後は、花火大会の鑑賞です。数年ぶりの開催とあって人の多いこと多いこと。一部の道路は歩行者天国になっていて、大きな交差点の真ん中に座ってビールやジュースを飲んだりする人多数。というより、座るところを探すのも難しい状況です。特に、打ち上げ会場の見える通りや交差点はとても混雑しており、芋の子を洗うとはまさにこのことだなと思いました。全人口130万人未満の山口県から来た私からすると人酔いしそうな感じでした。でも、花火は最高でしたね。地元である花火大会もとてもきれいですが、やはり規模が違うというのもありますし、観覧者が一体となって歓声を上げたりしていたのが面白かったです。
ところで、行きはよいよい、帰りは悪いという言葉どおり、花火の打ち上げが終わってから宿泊先のホテルに戻ろうにもタクシーがまったく捕まらない!東京なんていくらでも流しのタクシーがあると思ってましたけど、通りがかるタクシーがことごとく「迎車」や「賃走」となっていて、「空車」はゼロ。これは腹をくくってホテルまで歩いて帰るしかないなと思い、交番で道を尋ねながらなんとか日にちが変わる前にホテルに戻ることができました。
これだけ人が多いところだと住むことについては私はかなりためらいますが、今回の東京行は、なかなか楽しい1日でした。